ファミリーマートは4月10日、店舗で使えるポイントサービスとして、「Tポイント」に加え、NTTドコモの「dポイント」、楽天ペイメントの「楽天スーパーポイント」を11月から導入すると発表した。いずれも200円(税込)の買い物につき1ポイントを付与し、1ポイント=1円として支払いにも使えるようにする。
7月にリリース予定のモバイル決済アプリ「ファミペイ」と各ポイントサービスの連携も予定。1種類のバーコードを提示するだけで、ポイントサービスの利用から決済までスムーズに完了できるとしている。
ファミリーマートは2007年から、カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)のTポイントを導入。17年にサークルK・サンクスとブランドを統合した際は、それまでサークルK・サンクスが採用していた楽天スーパーポイントを廃し、代わりにTポイントを取り入れるなど、一貫した方針を見せていた。
しかし今回のdポイント、楽天スーパーポイントの導入を皮切りに、今後は「オープン主義のもと、さまざまなポイントプログラムとの連携を検討する」という。
ファミリーマートは4月10日、CCC傘下でTポイントを運営しているTポイント・ジャパンの保有株式を、CCCマーケティングに全て売却するとも発表した。
CCCマーケティングは「ファミリーマートのポイントサービス多様化の方針を受け、多様化によるアライアンスパートナーへの影響を鑑み、ファミリーマートに対して保有するTポイント・ジャパンの全株式売却を要請し、契約締結に至った」と説明している。
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