映画出演俳優らの逮捕による被害総額は10億円を超すとまでいわれている。
そのため、映画やドラマ関係者の間では、タレントや俳優に関する薬物の捜査情報が、まことしやかに共有され始めているという。
「瀧容疑者を逮捕した厚生労働省麻薬取締部(通称・マトリ)は、以前から芸能界をターゲットにした捜査を水面下で進めています。例えば、ヤクザ映画に引っ張りだこの強面俳優Aには、すでに内偵が入っているそうです。
大物音楽プロデューサーのBは、クラブでコカインを摂取しているとのタレコミがあり、昨年末に家宅捜索を受けたとされています。両者とも逮捕には至っていませんが、当局が徹底的にマークしているのは確かです」(捜査関係者)
さらには、バラエティー番組に引っ張りだこで、結婚後もグラビアアイドルとして活躍を続ける30代のC、海外進出も果たしてマルチに活躍する元男性アイドル歌手のD、“若者のカリスマ”として国内外で高い人気を誇るミュージシャンのEにも、捜査の手が及んでいるという。
それだけではない。
「誰もが知る国民的タレントのFは、すでに逮捕が秒読み段階にあるといわれています。昨年の夏頃にマトリが家宅捜索に入り、“黒に近いグレー”と判断された。
ただ、彼の場合、逮捕となれば社会的影響があまりに大きく、“完全な黒と断定できない限り逮捕できない”との判断になったようです。逮捕されれば、過去最大の騒動になるでしょう」(前出・捜査関係者)
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