2019年最初の東京都議会は3月14日、新年度予算案を審議する予算特別委員会が開かれました。しかし、委員会の運営を巡って会派間の対立で紛糾し、自民党や共産党の議員が委員会室を退出するという、前代未聞の事態となっています。
混乱の発端は、前日の13日、築地再開発に関わったとされる東京都の元顧問・小島敏郎氏について、自民党が委員会への参考人招致を求めたことでした。
これについて、14日の都議会理事会で小島元顧問の出席を求めないことを決めましたが、全ての会派の合意が得られていなかったため、自民党や共産党などが強く反発しました。
審議は26日まで行われる予定ですが、混乱が続いているため、予定通りに採決が行われるかどうか、不透明な情勢となっています。
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