コカイン、ヘロイン、覚醒剤がかつて合法だった時代の広告
2015年2月10日18:00 by 深海
https://buzzap.jp/news/20150210-drugs-vintage-ads/
・コカイン
ローマ法王レオ13世がこよなく愛したとされるMariani Wineと呼ばれるワインはボルドーワインとコカの葉を用いた飲料。ショットグラス1杯辺りに6mgから7.2mg相当のコカインが入っていた計算になります。このMariani Wine、効能としては滋養強壮を謳っており、飲むとすぐに健康で強靭になり、活力が漲ってくるとされている辺り、まさにコカインの効き目そのものです。
https://buzzap.net/images/2015/02/10/drugs-vintage-ads/1.jpg
今はどれも違法なドラッグとして厳しい規制のもとにあるこれらの薬物。同じような効能を謳ったものは現在でも存在し、滋養強壮や疲労回復、眠気覚ましを謳ったコカインや覚醒剤などのアッパー系ドラッグはカフェインや、カフェインを含んだエナジードリンクとなり、痛み止めとしてはロキソニンのような薬剤や、場所によっては医療大麻などが用いられています。
私達が日常的に使っているこれらの薬品やサプリなども、ある日突然危険性が指摘され、規制されて過去のものになってしまうのかもしれません。