中国のキャッシュレス決済比率は全国規模で60%+程度、都市部に限れば90%以上になっている。
なかでも普及率が高いのがQR決済だが、キャッシュレス化が日常になってきた中国では、それを悪用する手口も横行しつつあり、新たなる決済手段の模索が始まっている。
これだけキャッシュレス決済が進むと、当然悪知恵を働かせるやつも出てくる。
自分のQRコードをシールに印刷し、店舗が掲示しているQRコードの上に貼り付けてしまうという手口がポピュラーになっている。
支払い客がお店にお金を払っているつもりでも、実際は犯人のアカウントに送金されてしまうというものだ。
さらに、駐車違反キップを偽造して、駐車違反の車に貼り付けて回る手口も有名になっている。
本物の警察が、QRコード付きの駐車違反キップを発行していて、罰金をスマホ決済で支払うと警察署に出頭しなくていいという仕組みがあり、 これを利用して自分のQRコードをつけた偽造違反切符をプリントし、駐車違反の車に貼り付ける。
偽造だとは気づかない運転手が、せっせと罰金を送金してくれる。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190304-00000004-ascii-sci