ウーマン村本「テレビは真実を伝えてない」に宇賀なつみアナが涙浮かべ同意、一方、羽鳥慎一は黒い本性全開で全否定
2月21日放送『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)で、ウーマンラッシュアワー村本大輔のテレビ批判にMCの羽鳥慎一が反論したことが大きく報道された。スポーツ紙系のニュースサイトを見ていると、羽鳥が村本の炎上商法を諌めたような話になっているが、これ、そんな格好いいものではない。
テレビの最大の問題点を突く村本の発言に、羽鳥が“黒い本性”を全開。ジャーナリスト精神のかけらもない姿勢で、村本の発言を否定にかかったのだ。
(略)
「たとえば、中国のネガティブなニュースは伝えられるけれども、ポジティブなニュースは伝えられない。でもネガティブなニュースを聞いたら、安心できる人がいるんですよ。やっぱり中国はこうだったんだ、やっぱり韓国はこうだったんだ。中国には負けたくない。だから、ネガティブなニュースは入れる、信じる。やっぱり、不安だから信じて、安心するわけじゃないですか。だから、信じたいんですよ。信じて楽になりたいんです」
そして、村本は現在のテレビについて、このように断言した。
「不安を解消するための道具で、真実を伝えるための道具じゃない」
村本の指摘はまさしく正鵠を射るものだと思うが、問題はカメラがスタジオに返ってきてからのやりとりだった。
玉川からVTRの感想を訊かれた羽鳥慎一は、見たこともない非常に不愉快そうな表情で、このように吐き捨てたのだ。
「僕は違うと思います。広めるために炎上させるのはダメだと思いますね」
また、玉川は村本の語った「(いまのテレビは)不安を解消するための道具で、真実を伝えるための道具じゃない」という言葉が刺さったと語り、テレビが安心させるための道具になっているという村本の指摘に対する感想を求めると、羽鳥はそれにもこのように答えた。
「それじゃダメなんですか?」
いまのテレビは伝えるべきことをきちんと伝えていない──玉川が抱えるこの危機感を羽鳥はまったく共有していていないことが浮き彫りになるやり取りだったが、続けて質問を振られた宇賀アナは違った。彼女は目を潤ませ、言葉に詰まりながら、こんな思いを吐露したのだ。
「安心させるというか、娯楽として面白いもの楽しいものをつくる、伝えるというのも役割としては大切だと思いますけど、やっぱり、報道という世界に憧れて入ってきた自分は、『うーん、ちょっと現実は違ったな』と思って、情けなかったり悔しかったりすることは確かにありますね」
これに対し、羽鳥はキツい声色で「どこが違うの? 嘘言ってるの? テレビは。言ってないでしょ」と責め立てる。宇賀アナは脅しに近い羽鳥の態度にも負けず「嘘は言ってないです。嘘はつけないから」と言葉を絞り出し、スタジオはまるで放送事故のようになった。
(以下略)
https://lite-ra.com/2019/02/post-4562.html
2019.02.22 11:01 Litera