東日本大震災
福島第1原発事故 避難訴訟 「区域外避難報われた」原告ら歓声と拍手
判決後に「勝訴」などと書かれた幕を掲げる弁護士ら=横浜市中区で2019年2月20日午前10時半、和田大典撮影
https://cdn.mainichi.jp/vol1/2019/02/20/20190220dde001010006000p/6.jpg
東京電力福島第1原発事故を巡る避難者の集団訴訟で、国や東電の責任を指摘した20日の横浜地裁判決。長引く避難生活、見通せない将来--。事故から8年近くなる今も安定しない生活を続ける原告らは、判決を好意的に評価する一方、今後への不安も口にした。
地裁前には100人以上の支援者らが集まり、スピーチなどをしながら判決を待った。
午前10時半ごろ、原告弁護団が「勝訴 国の責任5度断罪! 賠償水準大きく前進」などと書かれた幕を掲…
この記事は有料記事です。
残り318文字(全文529文字)
https://mainichi.jp/articles/20190220/dde/041/040/030000c
https://twitter.com/gaitifuji/status/1098214312877772800
ガイチ @gaitifuji 2時間2時間前
“小畑茂さん(59)は「東電と国がきちんと謝罪をしてくれるのか。津波への対策をしてくれれば、自分の家を失わずに済んだ」と複雑な心境も吐露した。富岡町から埼玉県に避難している70代男性は「国と東電はすべての被害者にきちんと賠償してほしいし、もっと早く判決を出してほしかった」と訴えた”