教職員の「いじめ」認定、山口県
高2自殺で異例報告書
2019/2/5 15:002/5 15:05updated
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山口県周南市で2016年、県立高2年の男子生徒が自殺した問題で「県いじめ調査検証委員会」(委員長・堂野佐俊山口学芸大教授)が同級生からのいじめがあったと認定し、教職員も雑用を押し付けるなどの「いじめに類する行為」をしていたと認めた報告書をまとめたことが5日、分かった。検証委は同日、村岡嗣政知事に報告書を手渡した。午後に概要を公表し説明する。
13年成立のいじめ防止対策推進法は生徒の行為のみをいじめと定義し、教職員は含まない。だが検証委は部活顧問ら教職員が関与した五つの事例について、男子生徒のストレス要因になったとしていじめに類する行為と判断した。
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