厚生労働省の統計で不適切な調査が明らかになるなか、経済産業省は「貴金属流通統計調査」で公表内容に誤りがあったと発表しました。
「貴金属流通統計調査」は金・プラチナ・パラジウムの流通について毎月、発表されているものです。2003年以降のデータの一部で、月の初めの在庫数量が空欄になっていたり、年末の在庫数量の欄に誤って1年間の合計値が記載されたりしていました。エクセルの関数設定を間違えたことが原因だということです。日本金地金流通協会は「この誤りによる影響は軽微だ」との見解を示していますが、経産省では今後、複数によるチェックやマニュアルの充実化などで再発防止に努めたいとしています。
経産省の流通統計にも誤り「エクセル設定間違えた」
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