厚労省が薬価への影響を精査 勤労統計を原価計算に活用
統計不適切調査
2019/2/6 1:31 日本経済新聞 電子版
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO40920270V00C19A2EE8000/
不適切な調査が問題となっている毎月勤労統計が薬の公定価格(薬価)を決める際に活用されており、厚生労働省が影響を精査していることが5日、わかった。新たに保険適用される一部の薬の薬価には、過去の毎月勤労統計などを目安にした労務費が反映されるためだ。過去の統計データが修正されたため、製薬業界から薬価への影響を懸念する声が出そうだ。