上西充子@mu0283
田中重人先生(@twremcat )
が指摘する問題の箇所はこれ。報告書p.15の「これまでの方法」。
2004年以前、30-499人の層について、抽出され、調査されるべき事業所のうち、半分しか実際に調査しておらず、結果を二重にコピペすることによって、あたかも抽出事業所全てを調査したかのように装っていた。
https://pbs.twimg.com/media/DxjB9LgVsAA3mq2.jpg
https://twitter.com/mu0283/status/1087832581016408065
(以下連続ツイートのため本文のみ)
つまり、2004年以前から不正はあり、2004年に東京都の500人以上事業所を抽出調査に切り替えたのは、不正の対象が変わっただけ、ということ。
2004年以前の不正は、都道府県も関与していたのか、この記述では不明。
訂正
2004年以前→2003年以前
例えば、1万人の状況を知るために1000人を無作為抽出してその1000人に調査する。これは標本調査。統計として普通にあること。
けれど、1000人を無作為抽出して調べたと称しつつ、実際にはそのうち500人だけ調査して、1人の回答を2倍にコピペして1000人調べたかように装う、これは調査不正。
その種の調査不正が2003年以前に30-499人規模の抽出調査で行われていた、というのが報告書p.15が明らかにしていること。
これまで明らかにされてこなかった論点。