医学部の不適切入試の問題で、順天堂大学は10日、記者会見を行い、女子受験生や浪人生が不利となるような合否判定を行っていたとして謝罪しました。そして、去年とことしの入試で不合格とされた48人を追加合格とすることを明らかにしました。
東京医科大学の不正入試問題をきっかけに文部科学省が始めた調査で、各地の大学の医学部で不適切な入試が行われていたことが明らかになっています。
こうした中、都内にある順天堂大学は、10日夕方、新井一学長らが記者会見し、医学部の1次試験と2次試験で女子受験生や浪人生が不利となるような合否判定が少なくとも平成20年度から行われていたことを認めて謝罪しました。
文部科学省の調査で順天堂大学は男女の合格率の開きが全国の医学部で最も大きくなっていました。
大学は女子を不利に扱った理由について「大学受験時点では女子のほうが精神的な成熟が早くコミュニケーション能力が高い傾向にあり、判定の公平性を確保するため男女間の差を補正したつもりだった」と釈明しました。
続きはソースで
順天堂大学 女子や浪人生に不利な合否判定認め謝罪 | NHKニュース
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181210/k10011741841000.html