ウクライナの軍艦がロシアに銃撃・拿捕されたことを受けて、ウクライナのポロシェンコ大統領は26日、政府と軍の権限を強化する事実上の戒厳令に署名するなど、両国の対立が一層深まっている。
ウクライナの軍艦3隻は25日、ロシアがウクライナから一方的に編入したクリミア半島近くで、ロシア側から銃撃を受けて拿捕された。
これを受けて、首都キエフでは25日夜、数十人の市民がロシア大使館に発煙筒を投げ込むなどして抗議したほか、ポロシェンコ大統領は26日、今後60日間を戦時状態として、政府や軍の権限を強める事実上の戒厳令の導入に向け、大統領令に署名した。
「宣戦布告を意味するものではない」としているが、ロシア側は「ウクライナがロシアの領海を侵犯した」と主張していて、両国の対立が一層深まっている。
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