【朗報】イギリスBBCが中世ジャップランドの人質司法を詳報
Carlos Ghosn and Japan's 'hostage justice' system
By Rupert Wingfield-Hayes BBC News, Tokyo
14 February 2019
https://www.bbc.com/news/world-asia-47113189
【解説】 カルロス・ゴーン前会長と日本の「人質司法」
2019年02月15日
ルーパート・ウィングフィールド=ヘイズ、BBCニュース東京特派員
https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-47235184
(一部抜粋)
日本国外に住む人にとって、「人質司法」という言葉はこれまで聞き慣れないものだ。いったいどういう意味なのか。
日本で暮らしていると、犯罪をあまり心配しなくなっていく。そもそも、あまりに少ないので。日本の犯罪発生率は驚くほど低い。社会文化が単一的で、所得格差が小さく、終身雇用もある。そういう要素が、関係していると良く言われる。しかし、逮捕されること自体を大勢が恐れているからだと言うのも、あながち間違いではない。
イギリスでは、訴追前に勾留できるのはテロ容疑者だけで、期間も14日間だ。批判も多い。
一方の日本では、万引き犯でも場合によっては最大23日の勾留が認められる。
自白への圧力
検察に23年所属していた郷原信郎弁護士は、「日本の刑事司法では取り調べで得られる供述で立証する。(中略)自白を得ることを目的にしている」と説明する。
郷原弁護士は現在、日本の司法改革のために活動している。
「罪を認める被疑者・被告人は早く身柄の拘束を解くけれども、(罪を)認めない人間は認めるまで、自白するまで検察官が強く保釈に反対し続ける」