米大学バスケットボールの8チームによるトーナメント「マウイ・インビテーショナル」は21日(日本時間22日)、決勝が行われ、八村塁が所属するゴンザガ大が89-87でデューク大を破り、9年ぶりの優勝を果たした。八村は20得点、7リバウンド、5アシストを記録。土壇場の場面で決勝点を決めるなど獅子奮迅の働きを見せ、MVPに輝いた。
ゴンザガ大がタフな試合を制した。前半は47-39とリードで折り返し、残り10分の時点では75-60とセーフティーリードをつけたかに思われたが、ここから全米1位のデューク大が底力を見せた。
ザイオン・ウィリアムソン、キャメロン・レディッシュ、R・J・バレットらNBAドラフト1位候補を複数擁するタレント軍団に猛追を食らい、87-87と同点に。それでも最後は残り1分15秒の場面で八村のレイアップで勝ち越しに成功。しのぎきって頂点に立った。
20得点を奪い、相手のエースをブロック、リバウンド、アシストでも奮闘した八村はMVPを受賞する活躍。一躍全米にその名をとどろかせた。
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