15日発売の週刊文春で、第2回「好きな芸人」「嫌いな芸人」ベスト50が発表された。上位には明石家さんま(好き2位嫌い2位)、ダウンタウン(好き3位、嫌い1位)、タモリ(好き4位、嫌い7位)、ビートたけし(好き7位、嫌い4位)などの大御所が両ランキングに名を連ねた。「好き」と「嫌い」はおおむね表裏一体のようだ。
ここで目を引くのがウーマンラッシュアワー(嫌い5位)。なぜなら、「嫌いな芸人」のワーストテンに選ばれた中堅・若手芸人の中で唯一、「好きな芸人」(29位)にも選出されたからだ。
(中略)
あちこちにケンカを売り、四面楚歌の感じもする村本だが、なぜ「好きな芸人」に名を連ねたのか。元「Wコロン」の木曽さんちゅう氏が言う。
「村本君は根が悪い人ではないのでしょう。恐らく、素は『毒舌』ではないと思いますよ。確かに昨年末のフジテレビの『THE MANZAI』の特番で原発や米軍沖縄基地問題など政治色を前面に打ち出したネタを披露し、ますます毒舌にも拍車が掛かりました。世の中の人が感じる社会に対する不満を代わりにハッキリ言ってくれる代弁者としてファンは彼を支持しているのだと思います。テレビに出たいのであればお茶の間に好かれなければならない。しかし、ニコニコしながら、ご機嫌取りだけでは裏がありそうで怪しい。村本君は本音を語るので裏がなさそう。そこにファンは気付き、共感しているのだと思います」
村本の“裏”にもっと多くの人が気付けば「好きな芸人」の上位にランキングされる日が来るかもしれない。
全文は以下より
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日刊ゲンダイDIGITAL / 2018年11月21日 9時26分