セクハラ行為 札幌市職員を停職2カ月
札幌市は19日、担当する生活保護受給世帯の女性に対し、好意を抱いていることを伝え、公務員としての信用を失墜させたとして、東区保健福祉部保護課の20代の男性職員を2カ月の停職処分にしたと発表した。
市によると、男性職員は10月19日の勤務中に女性宅を訪問し「付き合ってほしい」と伝えた。この女性は区役所に「困っている」と通報したが、男性職員は「そんなことは言ってない」と上司に虚偽の説明をした。翌日、上司に相談することなく、再び女性宅を訪問し「昨日のことはなかったことにしてほしい」と隠蔽(いんぺい)を図った。
市は過去の事例を参考に今回の停職処分とした。市は「高圧的な言動や身体的な接触はなかったが、職員の立場を利用したセクハラ行為に当たる」としている。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/249824