【速報】百田尚樹が「 #日本国紀 」でWikipediaなどからのコピペを自供 | BUZZAP!(バザップ!)
https://buzzap.jp/news/20181120-hyakuta-nihonkokuki4/
(一部)
以下、該当部分を書き起こします。
> いくつか小さな間違いはあるんですけど、一番腹立つのは、百田のこの本はWikipediaからパクってコピペしとると。これが腹立ってね。僕ね、この本書くのにね、どれだけ資料揃えたかと。山のように資料揃えた。
>
> その中にはWikipediaもそりゃあるよ。Wikipediaから引用したものとか、あるいは借りたものとかある。でもそんなものはこの本の中の零点何%なんですよ。これ原稿用紙でだいたい800枚分以上なんですけど、Wikipediaから借りたものなんて原稿用紙に直すと1ページ分かせいぜい2ページあるかないかなんですよ。
>
> それをもうネット上ではこれ、これ、これも、これもって。それも大半がそれ歴史的事実やし、誰書いても一緒の話やんって。あれ腹立つわぁ~。もう印象操作やねん。
ということで、完全に無断転載を完全に認めてしまいました。Wikipediaからのコピペは大学生のレポートですら禁止されている「禁じ手」ですが、これを自ら「日本通史」を名乗る書籍で、しかも引用元を明記しない形で行っていた事はまさに致命的です。
百田尚樹は分量が少ないこと、誰が書いても一緒だと弁明していますが、残念ながら弁明になっていません。分量の大小は無断転載の言い訳になりませんし、実際にはWikipediaだけでなく大阪新聞を含め、他の書籍や媒体からの無断転載も続々と報告されています。
さらに「誰が書いても一緒」な「歴史的事実」であれば無断転載してもよいことにはまったくなりません。Wikipediaからのコピペは論外にせよ、既存の書籍をそれと明記した上で引用し、その解釈について論ずることは何ら問題ありませんし、学術書として正しい姿勢と言えます。
しかし、今回百田尚樹が行ったのは引用の体をなしていない無断でのWikipediaや他人の書籍・媒体記事の記述の盗用で、百田尚樹と幻冬舎は盗品のツギハギを「日本通史の決定版!」として押し出したことになります。