1日に門別競馬場で行われた交流GIII・北海道2歳優駿(ダ1800メートル)で1、2着馬の着順を逆に判定する誤審があった。
レースは直線で同じ道営馬同士の激しい叩き合いとなり、1番人気のウィンターフェルが1着、6番人気のイグナシオドーロがハナ差の2着で確定、払い戻しも行われた。
しかし後に誤審であることが判明し、写真判定などによる再検証の結果、イグナシオドーロがわずかに先着していることがわかった。
主催者のホッカイドウ競馬関係者は「誤りがあったことは確かです。今後については検討中です」と誤審を認めている。
なお、一度確定した払戻金はそのまま適用された上で、イグナシオドーロ1着、ウィンターフェル2着の馬券、およびトリプル馬単も的中として新たに払い戻すことなどが検討されている。
すでに破棄された勝馬投票券など、今後の対応については2日に北海道庁での記者会見が予定されている。
過去には86年5月31日に日本中央競馬会の阪神競馬4Rで、2着馬と3着馬の着順を逆に判定する誤審があった。
主催者側は4R確定から3時間以上経過してから誤った判定だったことを公表、破棄された勝馬投票券を探そうとする者が出て騒動となった。
https://www.tokyo-sports.co.jp/race/horse/1175611/