富士通、総務や経理の5000人をエンジニアへ配置転換

大手電機メーカーの「富士通」は成長が期待できるＩＴサービスなどを強化するため、国内のグループ全体で総務や経理などを担当する従業員およそ5000人を配置転換すると発表しました。

発表によりますと、富士通は2020年度までに国内のグループ会社全体で総務や経理などいわゆる間接部門の従業員およそ5000人を、営業やシステムエンジニアなどに配置転換するということです。

5000人は間接部門のおよそ25％に当たります。

富士通は、これまでにも業績が振るわなかったパソコンや半導体などの事業を売却してきましたが、利益が目標を下回っているため、配置転換によって成長が期待できるＩＴサービスやＡＩ＝人工知能などの事業を強化することにしています。

配置転換が難しい従業員に対しては、転職支援など対応を検討していきたいとしています。

また、海外ではドイツにあるパソコンやサーバーの工場を2020年に閉鎖することにしていますが、およそ1500人の従業員の処遇は検討中だとしています。

ソース

5000人規模の配置転換へ 富士通ＩＴサービス強化で | NHKニュース
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181026/k10011687731000.html

IT部門が優秀すぎて総務経理事務系ルーチンを効率化する社内プログラムを組んだから
間接部門の仕事がなくなってきたのでエンジニアとして再教育し再雇用する

という内容の記事なら素晴らしいんだがね

文系の管理職がいきなりエンジニアなんて無理じゃん
事実上の体のいいリストラじゃないか

エクセル方眼紙を開いて閉じて開いて閉じてするのが効率的だと思ってる事務畑がシステムエンジニアとは笑わせる

転属先のIT部署にいる下っ端にバカにされパワハラもどきされて自主退職という構図かな
普段からプライドこじらせてる下っ端プログラマには一時的なストレス発散になるだろうし一石二鳥

SEは稼働率、営業も出来高で業務評価されて、悪いと翌年度の給料を減らされる
会社によって多少違うが「普通より劣る」と2年連続で評価されると、給料が6割近くまで減る（例：0.8x0.8=0.64）場合もある
そして職種転換最初の年は「色々コストがかかっているから」と「普通より劣る」と評価されるのがお約束

間接部門の人たちにすると、顧客と直接やりとりすることに加え、目先の給料が減ることも分かっている
だから、おそらくこの配置転換と同時に走っている自主退職するなら退職金上乗せ施策に乗る人も多いのではないだろうか
辞めたって、先は見えない場合が多いけれど

総務や経理が5000人もいたってのもスゴいな

直接部門１人が間接部門３人近くを養っている計算になる企業は大企業になるほどまだまだ多い

だからこの15年くらい派遣や契約社員で間接の人員を抑制する構図が続いていたのに、敢えて発表したってことは・・・

それでも役員報酬が高くなりつつあるから、間接削ったところで相殺もしくは吸収しきれない場合が多かったりする（全然裁量もってない役に立たない役員から減らせば良いのに・・・）

富士通、希望退職に2850人応募　費用461億円計上

富士通は2月19日、1月末までに早期退職に応募した従業員が2850人に達したと発表した。関連費用461億円を、営業費用として2019年3月期決算に計上する。業績予想に変更はない。
（以下ソース）
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1902/20/news095.html

5000の発表で、実際の声かけ（肩たたき）6000人だったとして、半分退職か…

>45歳以上の正社員と再雇用社員を対象

なんやかんや役職持ちは早々辞めないだろうけど
この歳で平社員の人たちに次ってあるのかな
何するんだろうっていうか何ができるんだろう

健全な社会なら何かしらの仕事はあるが
日本は一度レールを外れたらおしまいの不健全な閉鎖社会だしね