「主力工場」矢吹に新設 歌舞伎揚の天乃屋 工事安全願い地鎮祭
米菓製造の天乃屋(本社・東京都武蔵村山市)の新工場建設に伴う地鎮祭は二十三日、矢吹町中畑南の建設予定地で行われた。
新工場は町内松倉から移転し、名称を福島工場から矢吹工場に変更する。敷地面積は一・八倍の約五万平方メートルで、生産量は約二倍に拡大する。来年八月に製品工場棟、二〇二〇年八月に生地棟が稼働する。現在の福島工場は閉鎖する。
同社は揚げ煎餅「歌舞伎揚」を主力商品とし、矢吹町のほか、東京都と岩手県に生産工場を持つ。矢吹工場が完成すると、同社製品の半分以上を生産する最大の製造拠点になる。
地鎮祭には関係者約五十人が出席した。同社の斉藤孝喜会長(下郷町出身)、大砂信行社長らがくわ入れした。関係企業の代表者らが玉串をささげた。
2018/10/24 09:15 福島民報
http://www.minpo.jp/news/detail/2018102456697