バスケットボール男子で東京五輪の予選を兼ねる19年W杯(中国)への出場権をかけたアジア2次予選が13日に行われ、世界ランク49位の日本はアウェーで同68位のカザフスタンを85―70で下し、白星発進した。4月に日本国籍を取得した210センチのファジーカス・ニック(33)=川崎=は右足のけがで参戦できなかったものの、今、最もNBAに近い2人の日本人が躍動。米国の強豪・ゴンザガ大で活躍する八村塁(20)はチーム最多24得点をマークし、NBAのグリズリーズとツーウェー契約を結んだ渡辺雄太(23)はチーム2番目の17得点を挙げた。2人で計41得点をたたき出し、快勝した。
渡辺は「すごく楽しくできたし、しっかり勝てたことは良かった。自分としては全体的に日本の力になりたいと思ってプレーしていて、今日の試合は必ずしも満足しているわけではなく、改善点は多い。次戦までにしっかり修正したい」と語った。
次戦は17日(東京・大田区総合体育館)で同25位のイランと戦う。
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