秋元康氏とワーナーミュージック・ジャパンが組んで現在オーディションをしている「国民的ガールズバンド」プロジェクトのメンバー募集フライヤーが女性差別的であるとして、現在大炎上している。
問題となっているオーディション参加者募集告知は原宿駅などに貼られていたものだ。
フライヤーは手書き風で複数種類があるのだが、〈秋元康プロデュースガールズバンド 第1期生募集!! 未経験OK 恋愛OK〉という共通コピーが書かれたうえに、〈夢は弾いてかなえろ!〉〈武道館でライブしたい人〉など、メインコピーはそれぞれ個別の文言がおどっている。
〈恋愛OK〉というのをわざわざ打ち出すあたりも絶妙に気持ちが悪いのだが、さらにひどいのがメインコピーだ。
個別キャッチコピーのなかに〈有名人と熱愛したい人!〉〈IT社長と結婚したい人!〉という文言があったのだ
どうしてガールズバンド募集の惹句に〈有名人と熱愛したい〉やら〈IT社長と結婚したい〉といった言葉が出てくるのか。
つまるところ、女性たちの音楽的技術やクリエイティビティ、あるいは音楽を通した自己表現などにはなんの価値もなく、女性にとっての幸せは名声や富を持った男と関係をもつことにあるのだと宣言しているようなものではないか。
続き
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2018.09.12 Litera