安倍自民も警報鳴らす「安室奈美恵」ラストライブ 沖縄知事選めぐり
(一部抜粋)
サプライズ発表があったのは、8月22日のこと。BEGIN、平井堅らとともに「沖縄コンベンションセンター展示棟」(宜野湾市)で、引退前夜にラストライブを行うことを明らかにした。
一方で、最後の花道を故郷で飾ろうとしている安室に、「安倍自民」が神経を尖らせている。
翁長知事がすい臓がんで8月8日に急逝すると、安室が自身の公式サイトに追悼コメントを寄せたからだ。
それには、〈沖縄の事を考え、沖縄の為に尽くしてこられた翁長知事のご遺志がこの先も受け継がれ、これからも多くの人に愛される沖縄であることを願っております〉と書かれていた。
つまり、普天間基地の辺野古移設への反対姿勢を崩さなかった翁長知事の後継者を、安室が応援すると読めなくもない内容だったのだ。
弔い合戦
9月30日に投開票される沖縄知事選。「安倍自民」が推す佐喜真淳(さきまあつし)・前宜野湾市長と、翁長知事が「遺言」によって後継指名した自由党の玉城(たまき)デニー衆院議員の一騎打ちになることがほぼ決まった。
自民党系の沖縄県議に聞くと、
「翁長さんをバックアップしてきた“オール沖縄”は、昨年から、石垣市、沖縄市などの首長選で立て続けに敗北を喫し、弱体化が指摘されていました。ですが、今度の県知事選では“弔い合戦”を前面に押し出して臨んでくるはず。しかも、メディアは翁長さんの死を、あたかも“沖縄のための殉死”のように報じているから、県民感情が向こうに流されないかと懸念しています」
さらに、なによりも警戒しているのは、安室が翁長知事への弔いのメッセージを発することだという。
「追悼コメントだけでも、玉城さんには追い風。そのうえ、もし安室さんがラストライブで、翁長さんの名前を出すようなことがあれば、現在拮抗する両候補の支持率は一変する。なので、翁長さん寄りの発言をしないように圧力をかけるため、“反翁長陣営”でチケットを買い占められないかと、冗談ともつかない話も持ち上がっていますよ」(同)
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https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180911-00548184-shincho-ent
9/11(火) 5:58配信 デイリー新潮