自民総裁選
麻生氏、辞退の仕方で岸田氏批判
毎日新聞2018年8月11日 20時23分(最終更新 8月11日 22時27分)
麻生太郎副総理兼財務相は11日、北九州市での会合で、9月の自民党総裁選への立候補を見送った岸田文雄政調会長について「安倍(晋三首相)にやってもらうのが国益に沿うから出馬しません。おれが岸田ならそう言って辞退する。この間の辞退の仕方は何だ、あれ。理解ができないよ。『話にならない』と(岸田氏に)面と向かって文句を言った」と批判した。
岸田氏は7月24日の記者会見で「来年に向けて重要な政治、外交、社会日程が控えており、安倍首相を中心に取り組むことが日本の安定にとって重要だ」などと理由を説明した。麻生氏は岸田氏の対応のどこが不十分かに言及しておらず、岸田派から不満が出る可能性がある。
https://mainichi.jp/articles/20180812/k00/00m/010/066000c