北朝鮮、米兵遺骨を返還 朝鮮戦争の休戦から65年
北朝鮮は27日、1950~53年にかけて戦われた朝鮮戦争で死亡した米兵のものとされる遺骨を返還した。何十年にもわたり遺骨の返還を求めてきた遺族が希望を新たにする動きとなった。
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返還への反応
米国政府は「北朝鮮の措置と前向きな変化の勢いに勇気付けられた」としている。
また、今回の遺骨返還は「北朝鮮からの遺骨返還と、いまだ戻って来ていない推定5300人の米国人の捜索を北朝鮮で再開する偉大な第一歩だ」と述べた。
遺骨返還は、数十年にわたって事態の進展を待っていた親族にも歓迎されるだろう。
しかし、2007年に6人の遺骨返還を約束させた元国連大使のビル・リチャードソン氏は懐疑的だ。
リチャードソン氏はワシントン・ポストに対し、「北朝鮮は一定数の遺骨はすぐに無償で手渡すだろう。しかしその後は『次の遺骨は捜索し、場所を特定し、復元しなければらない』と言って金銭を要求し始めるだろう」
北朝鮮はすでに200人分の遺骨を回収しているとされる。
(全文は以下より)
https://www.bbc.com/japanese/44979527
2018年07月27日 BBC日本版