松尾貴史コラムより
~中略~
非正規雇用から正規雇用に切り替えて、雇用主も従業員も、お互いのメリットのバランスのよい形を本気で考え始めるにはすでに遅すぎるのかもしれない。
高度プロフェッショナルなどというまやかしのブラック法が生まれ、これからはいろんな場所で「働かせ放題」が拡大していくだろう。賃金や業種の規制など、なし崩しに広がっていくことは目に見えている。
ともあれ、宿泊業界も含めて、2020年の東京オリンピックで「よそさま」を真っ当にもてなせるのか、見ものであり、恐ろしくもある。(松尾貴史)
https://mainichi.jp/articles/20180708/ddv/010/070/017000c
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