米グーグルは、メールサービス「Gmail」を利用した個人の電子メールのやりとりを、機械だけでなく第三者のアプリ開発者が読むことができると認めた。
第三者アプリを使って「Gmail」を利用した場合、アプリ開発スタッフにメールを読む権限を知らずの内に与えてしまった可能性があるという。
米紙ウォール・ストリート・ジャーナルの2日付記事によると、これは「よくある」ことで業界の「まずい秘密」なのだと話す企業もある。
グーグルは、この慣行が規約違反ではないという立場を示している。
しかし、セキュリティー専門家は、グーグルがこうした行為を容認しているの「意外」だと話した。
「Gmail」は世界で最も利用されている電子メールサービスで、ユーザーは14億人に上る。
グーグルは、第三者が開発した電子メール管理ツールや、旅行計画、価格比較といったサービスと「Gmail」の連携を認めている。
こうした外部サービスと「Gmail」を連携させる場合、利用者は外部サービスに一定の権限を認めることを求められる。通常は、「電子メールの閲覧、送信、削除、管理」といった機能が含まれている。
以下ソース
https://www.bbc.com/japanese/44707085