まさか、これほどまでとは……。国民民主党の不人気ぶりに党関係者も衝撃を受けている。
先月30日、民進党新潟県連が常任幹事会を開き、県連として国民民主党に移行する手続きに入ることを決めたのだが、県連が行った意向調査によれば、所属する地方議員と党員・サポーター合計6200人のうち国民民主に残るのは、わずか5%の300人程度だったというのである。
国民民主党は今年5月、民進党と希望の党の一部が合流して結党した。地方組織も原則、そのまま新党に移行することになっていて、各県連が順次手続きを進めている。これを機に立憲民主に移ったり、無所属になる地方議員も出てきているが、残留率5%とはあまりに少な過ぎる。もっとも、今の国民民主は政党支持率が1%前後に低迷。毎日新聞や日経新聞の6月の世論調査では、支持率0%だった。来年は統一地方選もある。党員・サポーターという“身内”も、もはや見限ったということか。
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2018年7月2日 ニッカンゲンダイ