インターネット上の人種差別的な投稿をまとめた記事を掲載するネット掲示板「保守速報」で名誉を
毀損されたとして、在日コリアンのフリージャーナリスト李信恵さん(46)が掲示板運営の男性に2200万円の
損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決で、大阪高裁は28日、200万円の支払いを命じた一審
大阪地裁判決を支持、男性の控訴を棄却した。
「まとめサイト」である保守速報の記事が、元の掲示板以上の情報を伝える新たな意味合いを
持つかどうかが争点となった。江口とし子裁判長は一審判決の判断に加え
「記事は扇情的で、新たな読者を得た。元の掲示板とは独立した別個の表現行為」
と踏み込んだ。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2018062801001424.html