自民党の古川禎久衆院議員(宮崎3区)が代表を務める自民党宮崎県第3選挙区支部が、
林野庁から補助金を交付されていた企業から、2014年3月の交付決定後、1年間にわたり
計12万円の献金を受けていたことが26日、分かった。
補助金は、県が交付を決定する方式で、古川氏側は「道義的に問題がある」として、全額を
返金した。政治資金規正法は、国から補助金を受ける企業が決定から1年間、
政党や政党支部へ寄付することを禁じている。
献金したのは、同県都城市の製材会社「ヤマワ木材」。同社によると、補助金は林野庁が拠出する
「森林整備加速化・林業再生事業」で、県が14年3月に3644万円の交付を決定した。
同社は決定翌月から毎月1万円を献金していたという。
古川氏は03年に初当選し当選6回。財務副大臣などを務めた。
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