岡山県は23日、真庭市豊栄の旅館「湯快リゾート輝乃湯」で食事をした宿泊客の男女30人が
下痢や嘔吐(おうと)などの食中毒症状を訴え、うち18人からノロウイルスが検出されたと発表した。
入院患者はおらず、いずれも快方に向かっているという。同旅館では昨年12月にも
集団食中毒があり、真庭保健所は23日から、通常(5日間)より長い10日間の営業停止処分とした。
県によると、30人は岡山、広島、香川、大阪、兵庫の各府県の1歳~80代。16日の夕食と17日の朝食で、
天ぷら、すし、ステーキ、だし巻き卵、サラダなどをバイキング形式で食べた。18日に4人が症状を訴え、同
保健所のその後の調査で、他にも26人の患者がいることが判明した。
同保健所は他に共通の食事がないことなどから、旅館の料理が原因の食中毒と断定した。
http://www.sanyonews.jp/sp/article/737346