大分県日田市は22日、市営中・上津江バス回数券の印刷発注ミスのため、9年余にわたって
計約36万8000円分を安く利用者に販売していたと発表した。
市条例では、回数券100枚つづりで小学生2050円、中学生3080円、一般4110円で販売することに
なっているが、2009年3月に印刷会社に発注した際に仕様書を誤り、それぞれ10枚多い110枚で
印刷、販売した。その後、5回増刷して計920冊を販売。今年6月、条例違反に気付いた。
市は職員の準公金横領など度重なる不祥事を陳謝した上で、改めて綱紀粛正の徹底を指示。
減収分の利用者徴収は考えていないとして、欠損処理や担当職員処分など善後策を検討する。
http://mainichi.jp/articles/20180623/k00/00e/040/236000c