山梨県は18日、「松本智津夫」を名乗る人物から「私の死刑を中止しなければサリンをまく」などと書かれた電子メールが届いたと発表した。
地下鉄サリン事件などを起こしたオウム真理教の教祖、松本智津夫(麻原彰晃)死刑囚を装っているとみられる。県警は偽計業務妨害の疑いもあるとみている。
県防災危機管理課によると、メールは18日午前0時17分、山梨県のホームページ内からアクセスできる「やまなし創造提案便」を通じて届いた。
メールには「山梨県内の住宅街の施設内複数箇所にサリン噴霧装置を仕掛けさせてもらった。噴霧時間は、6月22日午後3時34分から24日午前3時34分まで」などと記されていた。
具体的な住所や施設名はなかった。
送信者の住所と電話番号を記す欄には、東京都葛飾区の東京拘置所の住所と電話番号が記されていたという。
https://mainichi.jp/articles/20180619/k00/00m/040/053000c