(17日、ドイツ0―1メキシコ サッカー・ワールドカップ)
前回王者で優勝候補のドイツが、初戦でつまずいた。W杯初戦に敗れるのは、1982年スペイン大会のアルジェリア戦以来、実に36年ぶりだ。
前半、攻めても決め手に欠き、メキシコの鋭いカウンターに何度も脅かされた。前回大会5得点で優勝の立役者の一人となったMFミュラーはシュートを1本も打てず。
チームが浴びせた計25本のシュートは、メキシコの体を張った守りにはね返された。レーウ監督は「前半がとても悪く、いつものプレーができなかった」と嘆いた。
ドイツが1次リーグを突破できなかったのは、出場した過去18回のうち、38年フランス大会の1度だけ。戦後に参加した16大会は全て勝ち上がっている。残る2試合は、その「伝統」を守るための戦いにもなる。
ソース
https://www.asahi.com/articles/ASL6L2GXWL6LUTQP00K.html