マカオなどでカジノを運営する「メルコリゾーツ&エンターテインメント」のローレンス・ホー最高経営責任者(CEO)は14日、日本メディアとマカオで会見し、日本でのカジノを含む統合型リゾート(IR)事業参入に関して「マカオや(米西部)ラスベガス以上のものをつくりたい」として100億ドル(約1兆1000億円)以上の投資をする準備があると述べた。
ホー氏は訪日外国人客が多い「関東や関西圏などの大都市」への投資を最優先にする考えを表明。特に中国の富裕層などの「プレミアムな客」を取り込みたいと話した。
また、ギャンブル依存症対策のための入場規制に関しては「日本政府の決定に従う」と強調。独自に開発した生体認証による入場管理システムなどを紹介した。
https://mainichi.jp/articles/20180615/ddn/008/020/032000c