角膜を必要としている人に、明るいニュースです
Satoko Yasuda
人の角膜を3Dプリンターで作ることに、世界で初めてイギリス・ニューカッスル大学の研究者たちが成功した。
角膜は目の最も前にある透明な膜。焦点を合わせるために重要な役割を果たす。怪我や病気で損傷すると、視覚に障害が出て失明する場合もある。
角膜を損傷した場合は移植手術で治療するが、移植できる角膜は慢性的に不足している。ニューカッスル大学によると、世界中で移植手術を待っている人は約1000万人。500万人が角膜の瘢痕(はんこん)が原因で視力を失っている。
3Dプリント技術はこの現状を変える可能性を秘めている上、簡単に作れるという。
ニューカッスル大学の研究者たち考案したのは次のような技術だ。
まず、健康な人の角膜から幹細胞を取ってアルギン塩酸とコラーゲンを混ぜ、プリント可能なバイオインクを作る。
そのバイオインクを、比較的安価な3Dプリンターで角膜の形にする。合計時間10分ほどでできるという。
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https://www.huffingtonpost.jp/2018/06/03/3d-print-cornea_a_23449897/?ncid=tweetlnkjphpmg00000001
2018年06月04日 12時56分 JST ハフィントンポスト