2017年、千葉県・松戸市のベトナム人の女の子が殺害され遺体で見つかった事件で、殺人などの罪に問われた男の裁判が、4日から始まる。
初公判を前に、遺族が思いを語った。
この事件は、2017年3月、松戸市の小学校に通うレェ・ティ・ニャット・リンさん(当時9)が殺害され、我孫子市の用水路で遺体で見つかったもので、同じ小学校の保護者会会長だった渋谷恭正被告(47)が、殺人などの罪に問われている。
渋谷被告の裁判は4日から始まるが、それを前に、リンさんの父親がFNNの取材に応じた。
リンさんの父親のレェ・アイン・ハオさんは「どうしてリンちゃんが殺されなければいけなかったのか、リンちゃんに何があったのかわかってほしい」、「(渋谷被告に)裁判で真実を話してほしいです」と語った。
弁護側は、初公判で起訴内容を否認するものとみられていて、これまで黙秘を貫いてきた渋谷被告が、法廷で何を語るかが注目される。
http://www.fnn-news.com/sp/news/headlines/articles/CONN00393481.html