ガソリンの小売価格が全国平均で1リットル当たり149円台まで値上がりしています。
中東情勢への懸念から原油価格が上昇しているためで、来週にかけてさらに値上がりが予想されます。
資源エネルギー庁から調査を委託された石油情報センターによりますと、21日時点のレギュラーガソリンの小売価格は、全国平均で1リットル当たり149.1円と、前の週より2円値上がりしました。
値上がりは5週連続で、3年5か月ぶりの高値の水準が続いています。
アメリカがイランの核合意から離脱し、経済制裁によってイランからの原油の供給が減るのではないかという懸念などから、原油価格が上昇しているためです。
石油情報センターは「原油価格の上昇は続いているため、来週は150円台まで値上がりする可能性が高い」と話しています。
ソース
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180523/k10011449381000.html