大阪市西成区の路上で、包丁を所持していたベトナム国籍の男が逮捕されました。付近では今月6日から強盗事件が相次いでいて、警察は関連を調べています。
6日、西成区鶴見橋の美容室で、男が経営者の女性(72)に刃物を突き付けて手足を縛り、現金約20万円を奪って逃げました。付近では7日も同様の事件が2件相次ぎ、8日午後に警戒中の警察官が犯人の特徴によく似たベトナム国籍で無職のグエン・チョン・ニャン容疑者(29)を発見。リュックの中から刺身包丁と果物ナイフが見つかったため、銃刀法違反の現行犯で逮捕しました。調べに対しグエン容疑者は「包丁は魚を捕まえるために持っていた」と話しているということですが、リュックからは結束バンドなども見つかっていて、警察は一連の強盗事件にも関与しているとみて捜査しています。
https://www.mbs.jp/news/kansainews/20180508/GE000000000000022471.shtml