ハウスミカンの県内主要産地の阿南市で今シーズンの出荷が始まり、生産農家が収穫に追われている。「母の日」やお中元の贈答用などとして人気が高く、関西方面を中心に8月末まで出荷される。
同市山口町前山田の鎌田宏子さん(70)方のビニールハウス(約10アール)では、6日朝から鎌田さんが手伝いの友人2人と作業。黄色く色付いた果実をはさみで1個ずつ丁寧に摘み取っていた。
今季は天候に恵まれたため、おいしく仕上がったという。鎌田さんは「たくさんの人に味わってほしい」と話した。
JAアグリあなんによると、阿南市内では山口、桑野、加茂谷の各地区で計28戸(5ヘクタール)が栽培。生産農家の高齢化で栽培面積が減っていて、前年より約30トン少ない約240トンの出荷を見込んでいる。
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