アンモナイトなどの化石が見つかる卵のような形の固い岩は、生き物から出た酸と海水中のカルシウムが反応し、短い期間でこの形になることを名古屋大学などの研究チームが突き止めました。
アンモナイトや貝などの化石が見つかる卵のような丸い形の固い岩は「コンクリーション」と呼ばれ、炭酸カルシウムでできていますが、この形になる理由は詳しくはわかっていませんでした。
名古屋大学博物館の吉田英一教授らの研究チームが、100を超えるコンクリーションを解析した結果、腐敗した生物から出た酸と海水中のカルシウムが急速に反応し、球のような形に固まることを突き止めたということです。
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https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180505/k10011428031000.html