公館前に徴用工像強行か 韓国・釜山で労働団体
韓国・釜山の労働団体がメーデーの5月1日、在釜山日本総領事館前で、日本の植民地支配下に徴用された労働者の像設置を含む「釜山労働者大会」を開く。日本は韓国に「不適切」との立場を伝え、韓国外務省も団体側に自制を要請している。団体側は設置を強行する姿勢で、混乱も予想される。
団体が設置を図る場所には、2016年12月に別の団体が設置した慰安婦問題を巡る少女像もある。新たな像が設置されれば日本政府の反発は必至で、日韓関係に影響しそうだ。
日韓両政府は、外交公館の保護などの観点から設置は不適切との立場。設置を図る労組の全国組織、民主労働組合総連盟(民主労総)の釜山地域本部は「威圧を加える目的ではない。平和を築く前提として強制徴用に対する日本の謝罪と賠償が必要だ」としている。(ソウル共同)
https://www.sankei.com/smp/photo/daily/news/180430/dly1804300021-s.html