名護市辺野古への新基地建設に伴う海上警備で、ライジングサンセキュリティーサービス(東京都)による警備員の人数水増し報告が、さらに約19億円分あったことが沖縄防衛局への取材などで分かった。
2016年1月、従業員の内部告発を受け、防衛局が口頭注意した後も、同様の手法を繰り返していた。最終的には実績に基づいて契約を減額したため、過大な支払いはなかった。
警備業務は一般競争入札だったが、資格要件が厳しく、4回ともライジング社だけが応札した。見積もりも同社だけが提出しており、落札率は98~99%。
その後資格要件が緩和され、17年12月からの海上警備は新規参入したセントラル警備保障(東京都)が受注している。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180426-00243263-okinawat-oki