https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180424/k10011415361000.html
パレスチナ難民を支援する国連機関への拠出金の一部をアメリカ政府が凍結していることなどを受けて、日本政府は、この国連機関に対して1000万ドルの緊急無償資金協力を行うと発表しました。
UNRWA=国連パレスチナ難民救済事業機関をめぐっては、ことし1月、予算のおよそ30%を支援するアメリカのトランプ政権が「組織運営の見直しが必要だ」などとして拠出金の一部を凍結すると発表し、教育や医療を提供する活動に影響が出ています。
こうした中、外務省は24日、シリアの紛争の影響を受けているシリア、ヨルダン、それにレバノンの3か国で活動している6つの国連機関に緊急無償資金協力を行うと発表し、このうちUNRWAには、全体のおよそ70%に当たる1000万ドル(およそ10億8000万円)を支援するとしています。
河野外務大臣はことし1月にUNRWAのクレヘンビュール事務局長が来日して協力を要請した際「中東安定化にも寄与する重要な活動だ」として、支援する考えを示していました。
腹立つわー