国土交通省は23日、警報が発令される水準の大雪が降った場合、高速道路や国道などでタイヤチェーンを装着していない自動車の走行を制限する方針を決めた。
積雪時に冬用タイヤのみで、チェーンを巻いていない車の立ち往生が目立つため。
規制手順を高速道路会社などと調整し、来冬にも始める考えだ。
チェーン装着は都道府県公安委員会の規則などで義務付けたり、高速道路の入り口や国道の一部で呼び掛けたりしているが、同省は全国的な規制が必要と判断。
有識者検討会が23日にまとめた中間報告に盛り込んだ。
具体的には、警報級の大雪時に通行制限を始め、さらに降雪が増えれば通行止めにする。
https://jp.reuters.com/article/idJP2018042301002205