東京都府中市にある建設会社の寮の部屋で、拳銃10丁と実弾二百数十発が見つかったことが13日、警視庁への取材で分かった。同庁は銃刀法違反容疑で、この部屋に直前まで住んでいたフィリピン国籍の男(29)から事情を聴いている。
同庁組織犯罪対策5課によると、男は建設会社の下請け会社で働いていたが、4月初旬に解雇され部屋を退去していた。会社側が10日に部屋の掃除に入ったところ、不審なキャリーバッグなどを発見。通報を受けて同課などが調べると、バッグの中から回転式拳銃2丁と自動式拳銃8丁、実弾が見つかった。
同課は男の行方を捜していたが、13日午後、府中署に出頭してきた。男は下請け会社に3~4年前に採用され、寮の部屋には2年ほど前から住んでいたという。(2018/04/13-17:18
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018041300949&g=soc