告訴状を提出したのは、北九州市八幡西区の建設会者「石橋建設工業」の石橋秀文社長(47)。石橋社長によると、事故で起訴された福岡県中間市の建設作業員、石橋和歩被告(26)と同姓で住所が近かったことなどから「経営者が父親」などと誤った情報がネットで拡散。これらの情報を基にした中傷電話が多い日で100件以上かかってきたという。
県警は、昨年10月に石橋社長が提出した被害届を受けて関係先を家宅捜索するなどしてネットに虚偽情報の書き込みや拡散をした疑いがある11人を特定していた。石橋社長は「ネット上が無法地帯になっている状況を止めなければならない。捜査に動いていただいたことを感謝している」と話した。