AV1はライセンス料がかからないロイヤリティフリーであることが大きな特長ですが、実際にサービス提供されるコンテンツを利用するユーザーの観点からいえば、デコーダーまで含めたAV1の再生環境トータルでのコスト比較が大切になってくるとharmonicは指摘しています。仮に、AV1のハードウェアエンコーダーの製造コストが極めて高ければ、AV1をサポートできる端末は比較的高価なものだけに限られてしまい、普及の妨げになるというわけです。
また、「エンコードコスト」についても考慮すべきだとのこと。記事作成時点でAV1のリファレンスモデルは最適化されたHEVCエンコーダーよりも100倍遅いという状況で、エンコーダーの複雑さはHEVCの約10倍になると予想されています。エンコードコストが高すぎると放送局やストリーミングサービス提供者はHEVCにとどまる可能性があるとharmonicは指摘しています。
https://gigazine.net/news/20180208-av1-near-future/
まだav1に確定ではないようです