新燃岳から5㎞、えびの高原硫黄山でも活発な噴気・発熱はじまる 地震計も振幅増大
新燃岳の北西に位置するえびの高原硫黄山では未明から、噴気による可能性が高い大きな震動が観測されているとして、気象庁が警戒を呼びかけている。
気象庁によると、硫黄山周辺の地震計では、7日午前0時半ごろから震動の振幅が次第に増大している。
また赤外線映像装置では、火口の南西側で地表の高温域が拡大していることを確認。
午前2時ごろからは活発な噴気が噴出し始め、正午現在、ますます噴出量が増えて、霧がたちこめているように真っ白になっている。
硫黄山では先月半ばから、山体がわずかに隆起する地殻変動が続いている。
気象庁は火口周辺1キロ範囲では、突然の噴火に伴って、噴石が飛散するおそれもあるとして、噴火警戒レベル2を発令して警戒を呼びかけている。
http://www.hazardlab.jp/know/topics/detail/2/4/24331.html
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